6月の例会は、滋賀県守山市から、
菱倉佳代さんをお迎えして、
「大震災に思いをよせて」と題してお話しいただきました。
8年前に、「これから行動隊」を立ち上げられました。
60歳以上というのが行動隊に入る条件。
男女比、半々というこの隊は、
文化部、農園部、行財政部とあり、それぞれが関わりあいながら活動しています。
毎月、新人の市会議員を呼んで、話を聞いたり、貸農園を借りて野菜を作ったり。
3.11を機に、文化部は毎月、レストランでミニコンサートを開催。
菱倉さんのご主人が、大阪フィルハーモニーのチェロリストということで、主には、ご主人が企画。
そこで、三陸から取り寄せたワカメや、東北であがったた魚を料理したものを真空パウチしたものなどの物品の販売。
収益は、農園部で出来た野菜を福島の幼稚園に送る時の送料、コンサート出演者に渡す謝礼等に使われています。
昨年の12月には、
「てんでんこフォーラム・メモリアルコンサート」を開催。
以下の方々が講演されました。
佐々木 健さん(大槌町生涯学習課長) 「極限の自治体からの復興」
高野 正巳さん(福島から避難 長浜市在住) 「県内の被災者を励ます活動」
三品 正親さん(守山市三宅町蓮生寺住職) 「今年3月東北地方の子どもたちを受け入れ」
宮本 和宏 守山市長 「大槌町とさらに連携を強める」
その後、メモリアルコンサート。
又、菱倉さんは福島に家があって、度々ご夫婦で行かれ、そこを拠点にバスで北上。被災地へ。
又、福島の家の土、柿などの放射線の値を調べるということをされています。
除染も始まりました。
ただそれは、除染というより、移染というもので、
市が掲げている目標は無理だろうと。
穏やかに話して下さいましたが、
女性の底に流れる強さを感じました。
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